私が細川律夫事務所にインターンに来て約一ヶ月が過ぎたが、その間国会での議会・委員会傍聴、勉強会・部門会議参加、官僚とのレク立会いや地元での駅立ち、外回りなどの活動を通じてサークル活動やアルバイトとはまた一味違った刺激的な社会勉強をさせてもらっている。私は大学での専攻が政治でありながら生の政治の世界をよく知らないためインターンに参加したわけだが実際インターン活動を通じて感じたことは、今まで私が思い描いていた政治に対する考えは多少現実と異なっているということである。特に印象的だったものとしては勉強会や部門会議での議員たちの問題に取り組む真摯な姿勢が挙げられる。国会は唯一の立法機関であるという憲法上の文言にもかかわらず今や日本は行政国家と一般的に評されており、国会議員は官僚の言いなりだと思い込んでいた私にとって、会議中議員が官僚に対して政策について詰問し、官僚側が回答に難を示す場面が少なからずあったことは非常に新鮮に感じられたのと同時に、政策の所掌範囲においては徹底した知識が求められる官僚の大変さもひしひしと伝わってきた。
代議士とは予算委員会で多忙な中、一対一で自らの政治観についてお話をさせていただいた。政治とは何かという問いについては、各々政治に対する定義が異なっているためなかなかつかみ所のないものだが、代議士の政治観は明確でありかつ説得力のあるものだった。それをヒントに私の政治観を次のようなものにまとめてみる。確かに競争や個々の努力の差に基づくある程度の格差は社会の発展のためには必要不可欠であるが、現在は規制緩和などによる過度の競争から脱落してしまった者、さほど裕福でない家庭に生まれたために努力の機会すら与えられていない者が顕著になっている傾向にある。そこで政治というのは資本主義経済のメカニズムによって生じうる不公平を少しでも是正するためになくてはならない調整手段である。
インターン活動ももう残すところ一ヶ月をきったが、現在進めている企画を成功させ良い形で活動を終えられるようにしたい。